「検索してはいけない」でベッキーが宮崎香蓮に激怒は大嘘、なのになぜ拡散?

「検索してはいけない」キャプ

 「ベッキーが宮崎香蓮に激怒!」と、2年前の深夜番組での一幕がネットニュースになって以来、ずっと不仲なのでは?とも噂され続けているこの2人。

 しかし、実際の放送を見ればベッキーはただ宮崎香蓮にツッコミを入れただけなのは一目瞭然で、激怒なんて真っ赤な嘘。
 なぜ、こんな明らかに誇張されたニュースが拡散されてしまったのかというと…。

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ベッキーがガチギレって本当?

 さて、事の発端は2014年04月19日、ネット上にこんなネットニュースの記事が配信されたところから始まります。

【エンタがビタミン♪】ベッキーも困惑。『検索してはいけない』で混乱した女優・宮崎香蓮が禁句連発。

2014年4月19日「Techinsight」より

 TBSで深夜に放送された『検索してはいけない』で内容の重さに堪えかねた女優の宮崎香蓮が、テレビ番組では禁断の言葉を連発。MCを務めたベッキーも彼女の手を握って抑えようとするが、さらに発言はエスカレートしてしまう。ついにあのベッキーがブチ切れる事態となった。

(略)

 ところが、その宮崎香蓮がしきりにこめかみを押さえて顔をしかめると、「自分がもし、この番組の視聴者だったら、絶対にチャンネルを変えてます。自分だったら見たくない!」と言い出した。ベッキーが慌てて彼女の膝の上で両手を握って「そんなことないよ。みんなチャンネルは変えない」とフォローする。

 すると、何を思ったのか宮崎香蓮は「でも、このVTRは仕事だから見ないといけないんです」とさらに本音を明かして、ベッキーを困惑させた。

 そのベッキーの姿に「ちょっと、いろいろ混乱しちゃって…」と宮崎香蓮も申しわけなさそうにしたが、すでに遅かった。ブチ切れたベッキーから「芸能界に向いてないわ!」と告げられてしまったのだ。

 どうやら記事によると、2014年4月9日放送の「検索してはいけない」にて、宮崎香蓮の空気を読まない発言がベッキーの反感を買ってあわや放送事故、といった出来事があったようですね。

オスカーが推し中の宮崎香蓮
宮崎香蓮

 公共の電波を使っているとはいえ、テレビに出ている芸能人も人間。
 放送中に感情が爆発してマジ喧嘩が発生することも、たまにはあるだろうとは思いますが…ここで1つの問題が。

 というのも、この件に関しては実際の現場がどんな空気だったのか確認してみても…

2014年4月9日「検索してはいけない」より

 どう見てもベッキーは番組の進行上、宮崎香蓮に普通につっこんだだけで困惑してもなければキレてもない、というのが一目瞭然なんですよね。

 まさに聞くと見るとは大違い、これがマジギレならアンジャッシュの児嶋一哉なんてしゃべるたびに放送事故ですよ…。

ある意味、放送事故かも…
「児島だよ!」キャプ

 そもそも、普通に考えたらカットされずにオンエアされてる時点で「芸能界に向いてないわ!」発言は笑いを取るための一言とわかりますし、3ヶ月後の放送でも

キッチリ呼ばれている(しかも隣同士)
「検索してはいけない」キャプ

あたりからも、やっぱり二人の間に遺恨も一切ないとわかります。
 しかしながら、そんなことは関係なしに過激なタイトルが付けられたニュースはネット上に次々と拡散されていくこととなるのです。

なぜこんな記事がネット上に拡散?

 にしても、なぜ番組中に冗談で言った一言に誇張と脚色を重ねたような記事が出来てしまったのでしょうか?
 その背景には、こんな裏事情があります。

 ネットやスマホで読める大量の芸能ニュース。あまりにもワンパターンな記事が目立つ。

 「テレビの発言に、ネットの反応と関係者の発言を絡めるという記事が、本当に多くなりました」と芸能サイト記者は自虐的に明かす。

(略)

 「有名出版社の芸能サイトは、原稿料が1本2500円。没原稿なしだからとライターに書かせて、多くのサイトに配信していますよ。2500円じゃ取材はできませんから、テレビを見て記事でも書くかとなるわけです」

(略)

 某スポーツ紙は、しばらく前から、テレビ発の速報を重視するようになった。

 「テレビを終日見ている”テレビ番記者”を配置しています。面白い発言があれば真っ先に記事にして、ポータルサイトのトップに取り上げられるように狙っていますよ」(当該記者)

2016年2月20日「ZAKZAK by 夕刊フジ」より

 大手のサイトでも1記事2500円ということは、1日4本のニュース記事を執筆して、ようやく月に手取りで30万円。

 となると、末端の方では生活出来てるのかどうかも怪しいところで、確かにこれではライターが「捏造だろうが短時間で1記事作れればそれで良し」となるのもやむなしですね。

 事実、つい先日もスポニチがmisonoと吉木りさの確執についての記事で「国民的嫌われ者!とっとと引退しろ!」というリスナーの声を有吉の発言として掲載する大誤報をやらかしましたが

「misonoに対して『狩野英孝の元カノと同類だ、テメエは』『国民的嫌われ者』『とっとと引退しろ!それが我々日本国民の心からの総意だ』という投稿を読み上げたのですが、これが有吉自身の発言ととられたのです。有吉は、『大ねつ造中のねつ造』『メチャメチャひどいね。もう無法地帯ですよ』と語っていました」(芸能ライター)

 なぜこうした報道がなされたのか。週刊誌記者はこう分析する。

 「記事を書いた者は、間違いなくラジオを聴いていませんね。私も実際に聴きましたが、有吉自身の言葉ではなく読み上げていることがすぐにわかりました。おそらく、ラジオの内容を起こしたサイトでも読んで書いたのでしょう。かなり恥ずかしい不手際ですよ」

2016年3月9日「アサ芸プラス」より

 謝罪も訂正もないまま

未だにこのニュースが掲載され続けている
スポニチの捏造記事

 あたりからも、こういったニュースが普段からいかに雑な環境で作られているかがわかります。この界隈、なかなかの無法地帯のようですね。

ヤフーやライブドアにも問題が

 この問題、すぐ嘘だとバレてしまうような内容の記事でも「過激ならいいや」とトップに表示させて、延々と拡散し続けているヤフーやライブドアなどのポータルサイトにも非がありそうですが、ユーザ側としてはどうすればいいんでしょうか。

 実はこういうニュース、提供元を見ると「あっ、またここ…。」となることが意外と多く、コメント欄などでも「また○○か。」なんて言われることもしばしば。

yahooのニュースつくコメントの例
yahooニュースのコメント欄

 ユーザ側としては、記事を読む前にまず提供元やコメント欄を見てから判断する、というのが良さそうですね。

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