ドラマ「コウノドリ」のためにピアノ習得!綾野剛の演奏はガチと共演者語る
歯を8本も抜いた北村一輝とか、非喫煙者なのにタバコを吸った堀北真希とか、作品のためとあらば自分の身体さえ顧みないのが俳優という職業ですが、そんな役作りが最近話題になってるのが綾野剛です。
自身が主演するワンクールのドラマ「コウノドリ」のためだけに、腕がボロボロになるまでピアノを弾きこんでいるとのことですが…なんと、劇中で披露するピアノ演奏は当て振りなし!本当に本人によるものと共演する松岡茉優の言葉で明らかになりました。
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ピアノ弾いてるなんて本当なの?
ミステリアスでクール…綾野剛についてはそんなイメージを抱く人も多そうですが、実は彼、その芯は意外と熱血で芝居でも
と、毎回役作りがちょっとひくぐらいの全力投球ぶりなんです。
で、そんな彼が今回のドラマ「コウノドリ」で挑戦するのが医師であり、ピアニストでもある鴻鳥サクラ役です。謎の天才ピアニストということで、劇中には当然演奏シーンもあるのですが
「コウノドリ」でのピアノ演奏シーン(13:22ごろ~)
そうするとなると気になるのは、やはり「本当に本人が弾いてるのか?弾いてないのか?」の一点ですよね。
ネットでも「弾いてるように見える」「音だけ別撮りでは?」といろいろ言われてるようですが、実際のところはどうなんでしょうか?
なんと本当にピアノを弾いていた!
実はこれ、なんと綾野剛本人が本当にピアノを弾いているんです。
もともと、綾野剛はピアノ経験者ではなかったのですが、なんと撮影の1年近く前からピアニストの清塚信也のもとで指導を受けていたようで
ナレ「来るべきピアノの演奏シーンに向け、撮影中のわずかな合間にも練習にはげんでいました。」
綾野「正直全くの素人なので、素直に先生に従ってと言いますか…勉強させていただきながらやってますが。」
綾野「今年の頭にピアノを購入しまして。」
と、本人自ら語っています。
この「コウノドリ」は自身初となる連続ドラマ単独初主演作品だからなのか、今回の役作りには相当の気合が入ってるみたいですね…。
ということで、ピアノは本当に演奏していると判明した綾野剛ですが、彼の凄さはそれだけではありません。
実は彼、劇中の演奏シーンでも「当て振り」がほとんどなしと驚くべきピアノの腕前だったんです。
…当て振りって何?
「当て振り」とは、楽器の演奏部分はあらかじめ録音しておいた音源から流し、演者はそれに合わせて楽器を演奏するふりをすること。要するに口パクならぬ手パクですね。
この当て振りは「Mステ」をはじめ音楽番組でも普通に使われてる技術の1つで、バンドのセッティング時間を省くためだったり、弦が切れたなどリスク回避のためだったり、あるいは単純に下手なのを隠すためだったりと諸々の理由で行われています。
プロでも当て振りが主流
生演奏という名目でのアテブリが今は主流ですね。ライブに通う人にとったら、そんなもん1発で見抜けますよね。まずみんなアンプの電源はいってないし、シールド刺さってないし。昨夜のOKAMOTO’Sは楽曲の構成上の理由やら諸々で、初めてアテブリしてみました。
それはそれで楽しかったです。
— ハマ・オカモト (@hama_okamoto) 2014, 8月 3
なので、いくら綾野剛が弾けると言ってもさすがに音だけは当て振り…なのかと思いきや、なんと綾野剛の場合はそれがほとんどないんです!
これは、共演する松岡茉優や吉田羊が明かしているもので
松岡「(綾野が弾くピアノについて)最高のBGMですね。」
松岡「本当にお上手に、半年間ですよ!?」
松岡「半年間ですごく弾けるようになられてるから、隣で休み時間とか寝ようと思うと、すごいいい音色が聞こえてくるんですよ。」
綾野「いや『ごめんごめん!』って言いながらもう…。」
松岡「最っ高のBGMです!」
松岡「本当に弾けるんです、もう!」
松岡「本っ当に弾けるんです!当て振りほとんどなし!」
谷原章介「あれ一話でもほら結構ね、弾いてるところありましたけど、あれもじゃあ…。」
吉田羊「あれ本物です。」
綾野「場所もわかって弾いてます。」
と、語っています。
当て振りがないということは、つまり、劇中でのピアノは完全に自らが生で演奏してるというわけで、これはもはやピアノ未経験者とは到底思えぬ所業ですね。
指導を担当した清塚信也は彼について「(練習のしすぎで)怪我が心配」と語るあたり、陰での練習量は推して知るべしといったところですが…この芝居に対する姿勢こそが彼がイケメン俳優たる本当の由縁なのかもしれませんね。
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