松坂桃李「クラス全員クソ野郎。」名前が原因でイジメられていた暗い過去
蓼丸綾(綾瀬はるか)や岸本聖紫瑠(岸本セシル)など、芸能界には一風変わった本名の人も多いですが、今ブレイク中のイケメン俳優・松坂桃李も実はそんな芸能人の1人です。
いかにも芸名っぽい彼の芸名はなんと本名。しかも、その名前にはDQNネームとは一線を画する父親の深イイ思いが込められていて…?
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桃李は本名だった、その由来とは
松坂桃李が所属するトップコートといえば、成宮寛貴や菅田将暉をはじめ"読みにくい&書きにくい芸名"をつけたがるのでおなじみの芸能事務所。
彼についても、「また面倒そうな名前をつけて…。」なんて思っている人も多そうですが、実は松坂桃李という名前は正真正銘彼の本名!
変わった名前ではありますが、その由来は中国の故事「桃李成蹊」から来ているものだそうで
○桃李成蹊
桃や李(すもも)の木の下には、実の香りや花の美しさに惹かれた人が自然と集まってくるため、 自ずとそこへ至る小道ができる。転じて、人徳があればその人の元には物言わずとも人が集まり道を成す、という意味。
松坂桃李の父親によると「男の子が生まれてきたら必ずこの名前にしようと思ってた。お前もそういうたくさんの人が寄ってくる、人徳のある人間に育て。」とのこと。
名前のせいでイジメられた過去も
ということで、由緒ある名前をもつことが判明した松坂桃李ですが、名前のことでは暗い過去もあったよう。2012年10月28日放送の「情熱大陸」では
ナレ「活発でイタズラ好き。やんちゃを絵に描いたような子供だった。」
ナレ「そんな少年が一転、控えめな性格になった理由。それは、小学生の頃に受けたイジメの影響だった。」
松坂「こいつら全員クソ野郎だなって思ってましたし…、クラス全員が嫌いでしたね。」
ナレ「きっかけは、名前だった。」
松坂「やっぱりこの桃っていう漢字がちょっと可愛らしいじゃないですか。女の子っぽいというか。」
松坂「女の子みたいって、思われるわけじゃないですか。」
ナレ「机に落書きされ、仲間外れにも遭った。」
松坂「だからなるべく、目立たないようにしようっていうか。」
ナレ「親には言えない。ただ波風が立たないように…。」
と、小学校の頃には名前が理由でイジメられていたことを明かしています。
当時のことについては番組内では「机に落書きされ~」といった程度しか触れられていませんが、あまり感情を出さないおおらかな彼が
と言い放つあたり、かなり辛い経験をしていたことが推し量れますね…。
幼少期のそういった背景もあってか、松坂桃李自身も生まれて20年間自分の名前に感慨を感じることはなかったんだそう。
しかし、芸能活動を始めるようになってから「初めて名前のインパクトを感じることができた」と父親に感謝しているようで、トップコートにはつけるよう勧められた芸名もあえて断ったんだとか。
彼が本名で活動しているのには、こんな意外な裏話があったんですね。
さらにネットでは在日疑惑も
しかし、名前による苦難はブレイク後も彼を襲います。
というのも、中国の故事が名前の由来であるせいからか、どうやら一部の少し面倒くさそうな人たちの間で「在日外国人なのでは?」とあらぬ疑惑をかけられたりしているようなのです。
最近の子供にこういった由来の名前をつけることは珍しいので、言われてみれば確かにという感じもしますが、彼は生まれも育ちも神奈川県の茅ヶ崎市。
加えて、父親も東京福祉大学の大学講師となかなか由緒正しい感じですし
過去に出演した映画「ツナグ」のインタビューでは
「僕自身も先祖や死者とどこかでつながってる感覚はありますね。時々祖父の墓参りに一人で行って、こんな仕事が決まったよ、これから見ててくれって報告するんです。祖父に見守られてる感じがする」
と答えていて、少なくとも親子三代に渡って日本に住んでいるのは明らかであるほか、過去に出演したドラマ「日本のいちばん長い日」のインタビューでは
「70年前(の本土決戦)を生き抜いた方たちのおかげで、いまの平和な僕らの日常があるのに、それを実感することもなく、何も知らずに27年間生きてきたんだなと。」
とも答えていてあたり、やはり家系に海外とのつながりは特にないのでは?と
思われます。難癖つけていた人も、これで安心して応援できそうですね。
ディスカッション
コメント一覧
人間不信にならなくてよかったですね。
時間は何も解決してくれない。
いじめ後遺症で、どこへも行けない、誰にも理解されない。
いじめに起因する心の病。
いじめがそもそも不幸の種。
彼ら、彼女らに、救いの手を差しのべて。
この国がそんな雰囲気持ってる
そうだったんだー!
いや、べつに中国人だろうが韓国人だろうが関係ないでしょ